ブラジル体験を語ってもらいました

 1年間や半年間の語学、音楽、デザインの勉強、研修、あるいは日本語教師などのボランティアなどのために、沢山の人がブラジルにチャレンジしています。これまでにチャレンジした人は120人を越えます。
 これまでのチャレンジャーたちは、ボランティア・研修先で暖かく受け入れられ、各自の目標を定め活躍してきました。これからも、チャレンジャーたちはますます増えそうです。
 体験した人たちの報告を紹介しましょう。
 

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2013/02/20

ペトロポリスでのブラジル体験及び研修報告

Tweet ThisSend to Facebook | by CARLOS
ペトロポリスでのブラジル体験及び研修報告(2005年)


1.研修場所  リオデジャネイロ州ペトロポリス
2.期間  2004年8月13日~2004年9月15日までの約1カ月間
3.研修目的  ボランティアを通してのブラジル実生活体験及びポルトガル語の習得
4.実施要項 
(1) 火曜、水曜、木曜の午後3時から8時までSupletivo(成人向け中学、高校速習講座)での受付業務
(2)月曜、金曜の午後日本語教室での手伝い
(3)その他ブラジルの結婚式を経験し、空いている時間はスポーツジムに通う
5.成果及び感想
 今回は以上に記したような目的でブラジルに来て、1カ月という短い期間ではあるものの、日本にはない多くのことを経験することができた。それは挨拶の仕方からはじまり、ブラジル庶民の中に混じっての実生活、結婚式、新しくできた友達と出かけること等すべてが自分にとって新鮮であったし、当然のことながら日本にいては経験できないことばかりであった。ポルトガル語に関しては、日本で2年間勉強してきて今回もかなり新しいことを覚えたものの、まだまだ時間が必要であると実感した。というのはブラジルではdiria(ジーリア)と呼ばれる辞書には載っていないような言葉(俗語)が多用されるのと、書き言葉と話し言葉によっても使われるポルトガル語が異なっているからである。
 今回が自分にとってブラジルは2度目になるが、前回はただの2週間程度の観光で終わり、今回はただの観光だけにとどまらず、一般庶民の実生活に触れることができたという点で、前回より少しだけ深くブラジルを見ることができたと思う。今度来る時は、この経験をバネにさらにまた深くブラジルを経験できると思っている。
6.反省
  短い間でも携帯電話は持つべきだと思った。公衆電話は利用できるが壊れているものも、多く実際友達ができると携帯電話がないと連絡を取るのにとても不便である。今ブラジルの学生など若い人のほとんどは携帯をもっている。あと住む場所に関しては今回短い間だったので、1カ月7000円程度のペンソンに住んで特に問題なかったが、もし1年とか長い期間住むのであればやはりテレビが必要であったり、パソコンが接続できる環境に住む必要があると思う。というのはやはりどこにいても、インターネットなどで常に日本の状況などを把握しておく必要があると思うので。あくまでこれは個人的な意見である。
7.感謝
 今回のブラジル体験は受け入れ先となってくれた安見さん夫妻をはじめ、チャンスを作ってくださったチャレンジブラジルの方々、その他多くの人々の協力があって初めて実現したものである。誰もがとても親切にしてくれたので、気持ちよく体験を終えることができた。そのことにとても感謝している。まだ自分にブラジルに来る機会があると思っているので、その時にはまたお世話になると思うがよろしくお願いしたい。

<受け入れ側コメント> 
 我々が準備した研修項目以上に、積極的にブラジル人との交流を図り、生きた人生体験をされました。貴君の誠実で、ものおじしない人柄と、積極的な活動に関ては、現地のたくさんの人達から良い反響を受け、我々も嬉しかったし、我々の活動に新鮮な刺激となりました。お礼申し上げます。(2004年9月16日 安見清・道子)

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