イビウーナでの6カ月間、普通では得られない貴重な経験をたくさんさせて頂きました。やはり、今という時代の中で、日系人のコミュニティが直面しているそのまんまの状況を、その中にいながら、教員補助をしながら、こちらで住まいながら、目にしたり人と触れ合ったりすることで、短い期間でしたが色々と感じるところがありました。
たくさん話を聞きながら、農業のこと、日本語学校のこと、聖南西地区のことなど、移民からの長い歴史を垣間見ることもできました。
3か月の延長はしたものの、本当に短い間で、日本語学校での仕事の中にはまだまだやり残したことが多く、いろんなことがやり切れなかったなぁと思ってしまいます。こちらの方々にも、欲張っても仕方がないし、できるところまでやればそれでいいよ、と言って頂き、私もそう思っています。
一度関わってしまったので、これからの日本語学校や文協がどうなっていくのか、心配な部分もありますが、子どもたちとの縁は切れないので、日本へ戻ってからもできることをしたいと強く思っています。こちらの方々には、本当に皆さんによくしてもらって、6か月の研修を終えることができました。ここに来られてよかったです。